・manyとmuchって何なの?
・どっちも「多い」って意味じゃないの?
・a lot ofと何が違うの?
このような悩みを解決していきます。
ざっくりとこの記事をまとめると
- manyとmuchの基本
- manyとmuchの違い
- manyとmuchの使い方
といった内容を解説しています。
この記事を書いてる人 fa-chevron-circle-rightフィリピン・オーストラリア・カナダの留学経験(2014〜2019年) fa-chevron-circle-rightカナダのカレッジに進学予定(2022年〜)
fa-chevron-circle-rightカナダで永住権を取得(2019年)
それではmanyとmuchを理解していきましょう!
manyとmuchの基本
manyとmuchは、どちらも「たくさんの(多い)」を表す単語です。
そのため、似たような状況で使われることから使い分けがややこしく見えます。
どちらも「たくさん」を表しますが単体で使われることは少なく、soやtooなどの副詞と組み合わせる傾向にあります。
manyとmuchは組み合わせる名詞の種類を理解しておけば使いやすい単語です。
まずは基本をしっかりと抑えていきましょう。
many
manyとは、「たくさんの」や「多い」を表す単語であり、数えれることができる名詞と組み合わせて使われます。
例えば、
- ペン
- 本
- 友達
といった可算名詞の前に置き、数が多いこと表します。
much
一方のmuchとは、manyと同じで「たくさんの」や「多い」を表す単語ですが、数えれることができない名詞と組み合わせて使われます。
例えば、
- 水
- お金
- 時間
といった不可算名詞の前に置き、量が多いこと表します。
manyとmuchの違い
似たような場面で使われるこの2つの単語ですが、基本の部分で解説した通り、
- many→数えることができる名詞と組み合わせる
- much→数えることができない名詞と組み合わせる
といった違いがあります。
manyとmuchの組み合わせがはっきりしたので、使い方を見ていきましょう。
manyとmuchの使い方
many
例えば、
I have many friends.
「たくさんの友達がいます。」
He doesn't get many pens.
「彼はたくさんのペンをもらってない。」
といった具合です。
much
例えば、
We have much rain in June.
「6月にたくさん雨が降る。」
I don't have much money.
「たくさんお金を持っていません。」
Do you have much money?
「たくさんお金もってますか?」
といった具合です。
muchはanyと使い方が似ており、否定文や疑問文で使われる傾向があります。
a lot ofとの違い
【a lot of】はmanyやmuchと同じように「たくさんの」や「多く」を表す単語です。
これらの違いは、数と量のどちらも表すことができる点です。
例えば、
I have many friends.
↓
I have a lot of friends.
We have much rain in June.
↓
We have a lot of rain in June.
のように書き換えることができます。
ただ書き言葉では使われることは少なく、主に話し言葉(口語)で使われます。
もしmanyとmuchで迷ったら【a lot of】を使いましょう。
ちなみに【a lot of】の他にも「たくさんの」や「多く」を表す言葉として
- lots of
- a ton of/ tons of
- plenty of
- a dozen of/ dozens of
などもあります。
日本語の場合「多い」は1つしかありませんが、英語では数えれる名詞かどうかで、【many】と【much】の組み合わせが変化します。
またmanyとmuch以外にも「多い」を表す言葉はたくさんあるので、しっかりと使いこなしていきましょう。