日本でもそうですが、固定費になるスマホ代(通信費)ってできる限り節約したいですよね。

 

特に海外だと日本と契約の仕方が異なるので、不安になることもあると思います。

 

なので今回はバンクーバーやビクトリアに留学、ワーホリ、ビジネスや旅行で来られる際にスマホ代を節約する方法をご紹介します。

 

本記事のポイント

本当に安く済ませたいなら17ドルあれば大丈夫

目的別の契約方法を紹介

通話とデータは少し必要な人向けのプラン

各会社の特徴

 

結論:データ・通話・テキストを使いたい場合の最安値は17ドル(税込)

プリペイドにしても月々払いにしても最安値は税抜15ドルです。

バンクーバー、ビクトリアだと税金が12%上乗せされるので、最低でも税込で約17ドル(16.8ドル)は必要になる感じです。

 

大手キャリアであるTelus, Bell, Rogersの3社はこの金額に手を出しておらず、大手の子会社であるKoodo(Telusの子会社), Virsin Mobile(Bellの子会社), Fido(Rogersの子会社)が最安値を出しています。

 

日本で言うドコモとアハモの関係に似ています。

 

ちなみに数年前に参入した新規大手であるFreedom Mobileは子会社ではありませんが、大手子会社と同じ金額で出しています。(日本で言う楽天モバイル的な位置付けです。)

 

これらはどこも共通で

250mbのデータ

100分の通話

無制限のテキスト

がスターターセットになっています。

 

しかし、大手子会社の場合は基本的に月々払い(後払い)になるので短期の契約には不向きです。

 

なので短期の契約を考えている場合はプリペイド契約がおすすめです。

 

プリペイドの場合は、

ラッキーモバイル(Bellのプリペイド専門会社)

チャター(Rogersのプリペイド専門会社)

パブリックモバイル(Telusのプリペイド専門会社)

が大手子会社と同じ金額・同じ内容でプランを提供しています。

 

※注意点
250MBのデータを無料で使いたい場合はオートペイ(クレジットカードによる自動引き落としの設定)が必要になります。
自動引き落とし設定をしない場合は、100分の通話と無制限のテキストだけになります。

 

一応、大手子会社もプリペイド専門会社とは別にプリペイド用のプランを出していますが、

Koodo→データなし、100分の電話、無制限のテキスト

Fido→データなし、75分の電話、75回のテキスト

Virsin Mobile→データなし、100分の電話、無制限のテキスト

といった感じでデータがないことに加え、テキストに制限があったりします。

 

なので、大都市でしか過ごす予定がない場合は大手子会社のプリペイド専門ブランドを選び、田舎に行く可能性がある場合は大手子会社を選びましょう。

(田舎だと場合によっては大手子会社プリペイド回線は繋がらないことがあるので、最低でも繋がる大手子会社の方がいい)

 

補足:一応10ドルのプランも1社だけ存在する

データと通話は使った分だけ支払い、テキストだけ無制限で使えればOKって人には、711SpeakOutのプリペイドがおすすめです。

 

これは大手や大手子会社など関係ありませんが、存在します。

 

基本的にデータはWIFIでどうにかなりますし、電話をかけることなんて稀です。

 

なぜならカナダでは基本部屋探しや連絡はテキストでするから。

(ラインとか使わないです…)

 

唯一10ドル(税抜)で対応してくれます。

 

それ以外の会社だとプリペイドやデータ・通話・テキストのどれかに特化していますが、たいだい15ドルがスタートの値段になります。

 

海外にいると英語の表現や商品情報など、道調べ、営業時間を調べる

などちょこちょこデータを使いたい時があるので、慣れている人なら250MBの最安値を、慣れていない人なら1〜2GBの契約をすることをお勧めします。

 

1GBなら25ドル(+10ドル)支払えばOKです。

しかし2GBの契約は少なく、1GBの次は35ドルで3から4GBが多くなります。

 

もっと安くならない?
以前はプリペイドなら15ドル以下もありましたが、2021年12月現在では見当たりません。(各会社のプランをチェック済み)
もしかしたら、これから出てくる新規参入の会社ならありえるかもしれませんね。

ちなみに、この記事は2021年12月1日に作ったので、もしかしたら変更になっている場合もあります。

念の為、各社のホームページをチェックしてみください。

自分にあってるプランを選ぼう!

滞在期間が6ヶ月以下の場合

観光

留学(6ヶ月未満)

ビジネス(1〜3ヶ月程度)

の方々はテキストや電話を使いたい場合、プリペイド携帯を契約しましょう。

 

6ヶ月未満の短期の方はビザの関係上、銀行口座所持の有無などで月々の契約がしにくくなります。そのため、最初からプリペイド一択になる感じです。

(できないと言うわけではありません。事情を説明し今後も長くカナダにいることが説明・証明できれば銀行口座を開設することは可能だと思います。)

 

滞在期間が6ヶ月以上の場合

長期留学(6ヶ月以上)

ワーホリ(1年)

カレッジ、大学(1年から4年)

の人たちは月々払いを契約しましょう。

 

プリペイドでも問題ありませんが、ラッキーモバイル以外は基本的にデータ、電話、テキストのどれかに制限がかかっていましいます。(追加料金が必要になる)

 

そのため、大手子会社と契約してどれも平均的に使えるようにしましょう。

 

この後にも書いていますが、データがもっと必要な場合、プリペイドだと少し高くつく場合があります。

データのことを考えるなら新規もしくは乗り換えで大手子会社を使った方がよくなります。

 

じゃあデータはどうするの?

基本はwifiで問題ないかと思います。

バンクーバーやビクトリアでは家にあるwifiだけでなく、公共のwifiがたいていの場所でつなぐことができます。

  • カフェ(スタバ)
  • レストラン
  • 図書館
  • バス

街中であれば、カフェから飛んでいるWIFI、バスの中(4番とか)、SHAW GOと呼ばれる公共のWIFIがあります。

基本的にはどこでもつながるので、あまり心配する必要はありません。

 

補足:たくさんデータも含めて契約したい人

データをたくさん使いたい場合は、各キャリアの料金を見て選びましょう。

基本的には40から50ドル前後払えば8GBくらいは使えます。

ここに新規または乗り換えのみ、ボーナスでデータが2〜4GB付与されることが多くなるため、全部で10から12GBくらい毎月使えるようになります。

 

なので電話番号を変えるのが面倒な人は最初はとりあえず、少ないデータでラッキーモバイルなどで契約して、後ほどつながりやすい大手子会社への乗り換えをすることをお勧めします。

 

電話番号を変えても問題ない人はどこでも問題ありません。

 

16.8ドルでデータ2.25GB+電話100分+無制限のテキストを使いこなす方法

2017年から住んでいますが、生活していて2GBを超える月はほとんどありません。

電話も頑張っても3分の電話を1日1回(90分)、ちょっとした調べ物をするくらいなので節約したい人は楽天モバイルと現地シムを組み合わせて使いましょう。

 

とくに長期留学を予定している人、ワーホリでくる人はおすすめです。

 

まずは出発前に楽天モバイルに乗り換えます。(新規でもOK)

そしてまい楽天モバイルの設定とスマホの設定を変更して海外で使えるようにします。

詳しい内容に関してはこちら

 

そして現地で大手子会社のシムを契約します。

(短期留学の場合はラッキーモバイルのプリペイドを契約します。)

 

この時スマホの2台持ちになるので、その点は最初に注意しておきましょう。

基本は楽天モバイルを使い、電話とテキストは現地シムを使う

といった感じで使い分けることをお勧めします。

 

最悪、どちらかの電池が切れてしまったとしても片方が生きていれば連絡は取れますし、楽天モバイルをテザリングに使ってもOKです。

(楽天モバイルの方のスマホがAndroidの場合、モバイルバッテリー代わりにもなるので良いです。)

 

2GB以下の人、であれば、日本にいるうちに、楽天モバイルと契約しておきましょう。

 

海外でも高速データが2GB使えますし、2GB超えても低速ですが途切れることなく使うことができます。

 

私は、freedom mobileでデータ250mb、100分電話、無制限テキスト(16.8ドル)+楽天でデータ2GB(0円)をくみわえて使っています。

 

2台持ちしていますが、面倒な方やデュアルシム携帯(iPhoneなど)をお持ちの方は1つにまとめてもいいと思います。

※nano simとe-simmを組み合わせてiphoneで使う方法は現在試行錯誤中

 

動画を見なければ3GBいかないことが多い

これはとーすの担当者が行っていたのですが、

 

250MBデータ+100分通話がいらない人

 

データは2GBあれば十分、電話を全くしないからテキストだけでOKって人なら711の無制限テキストプランが10ドル(税込11.2ドル)もあります。

これと楽天モバイルを組み合わせることで

テキスト無制限+データ2GB

になるので、カナダの生活では困ることはありません。

 

 

電話も少しくらいしたいなって方は、どこの会社でも問題ないので15ドルのプランを選べば良いかと思います。

 

まとめ

カナダに住んで4年目になりますが、毎月のスマホ代金が16.8ドル(1500円)で済むのはほんとありがたいです。

使わないデータのためにお金を多く払いたくないですし、少しでもスマホ代金を抑えたい人の参考になればと思います。

 

ちなみに日本にいた時は同じような値段(1980円)でUQモバイルの3GBを契約しており、すぐに上限に達していました。

海外の方がGBは少ないですがWifiが豊富なので上限に達することはほとんどありません。

なので、スマホ代(通信費)を安く済ませたい方は現地のシムのスタータセットを契約することをお勧めします。

 

プリペイド一覧

 

fido(Rogers)
Koodo(Telus)
virgin mobile(Bell)
Chatr (Rogers P)
Public Mobile(Telus P)
Lucky Mobile(Bel Pl)
711
Petro Canada
Phone Box
Wind Mobile(なし)

 

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